外科 治療・手術について 胆膵

診療・各部門

胆道系(胆嚢、胆管)、膵の病気

胆石症;

 胆嚢に結石が発生する病気で、代表的な症状は食後の右季肋部痛です。炎症が軽度であれば、待機的に手術を行います。胆嚢炎を併発すると緊急手術を行うこともあります。手術はほとんどの症例で腹腔鏡下胆嚢摘出術を行います。上腹部に0.5〜1.5㎝程度の小切開を3〜4ヶ所加え、手術操作を行う鉗子を挿入するトラカールと呼ばれる器具を装着します。ここから電気メスや鉗子類を挿入操作し、胆嚢を摘出します。15㎝程度の皮膚切開を加える開腹術より低侵襲で入院日数が短い利点があります。

胆嚢癌、胆管癌;

 胆道系と呼ばれる胆嚢や胆管に発生する癌です。癌の存在する部位により拡大胆嚢摘出術、膵頭十二指腸切除術、胆管切除術など、術式が変わります。当科では全ての手術に対応しています。

膵癌;

 膵臓に発生する癌です。膵臓は頭部、体部、尾部の3領域に分かれます。膵頭部癌は全身が黄染する閉塞性黄疸で発症することが多く、糖尿病が生じたり食欲不振、体重減少、腹痛を認めることもあります。膵体尾部癌は自覚症状が少ないことが多いです。体重減少、腹痛、背部痛などの自覚症状を認め進行癌で発見されることが多いです。膵頭部癌には(亜全胃温存)膵頭十二指腸切除術、膵体尾部癌には膵体尾部切除術を行います。膵癌は消化器癌の中でも予後が不良な癌です。術前や術後に抗ガン剤を投与し予後の改善を目指す集学的治療も行っています。

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